息子を国際人に 高校生になったら交換留学生に③ ホストファミリーが決まった!

 

We are Basque.

 

息子の留学が決まった後、早々とホストファミリーが決まりました。

なかなか時間がかかる場合もあるとのことでしたが、先方が息子の写真と紹介文をとても気に入って下さり、是非にと希望して下さったと言う嬉しいお知らせがAFSから届きました。それと同時に、ホストファミリーの家族構成や民族的背景などが分かる簡単な紹介文が送られてきました。離婚したお母さんと息子と同い年の男の子がいるご家庭とのこと。“うーんどこまでも父親に縁のない子だわ”と思いましたが、とても興味深い一文を発見。バックグラウンドの欄にWe are Basque.(私たちはバスク人です。)と書いてありました。

 

<誇り高い移民の末裔>

 

息子が参りましたのはアイダホの州都ボイジーから来るまで10分くらいのスター市と言う町です。ボイジーの発展にはスペインのバスク地方からの移民が多いに貢献したそうです。お世話になったファミリーは3世代前にバスクからやってきた方々でした。3世代前ですので、もちろんスペイン語は全く話せませんし、食べ物も完全にアメリカナイズされていました。でも、”We are Basque.”と高らかに宣言する姿勢は先祖が祖国から持ってきた文化とボイジーを作ったと言う誇りに満ちています。私はこの一文で、留学させることにして良かった!と思いました。“移民の国アメリカ”でこれから息子が出会う、日本では経験できないことにワクワクしました。

 

 

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